年齢別に見る保育園の遊び:1歳児~5歳児まで

子どもの遊びは、イコール学び。子どもたちは日々の遊びの中で感じる驚きや喜び、不思議などから、学びの基礎を身につけるのです。

最近の脳科学では、子どもが手や体を動かして遊んでいる時に脳が大きく活性化しているということが証明されつつあり、脳の発達が激しい時期の遊びは脳の成長にとても大事なものとなっています。大切な乳幼児期を過ごす保育園での遊びには、どのようなものがあるのでしょうか?

保育園の遊びの種類

運動:体を動かし、様々な動きの基礎を身につけます。
自然:四季折々の自然に触れたり、植物や昆虫などを育てたりします。
造形:絵や工作など、何かを作り上げる楽しさを学びます。
音楽:音楽に合わせた手遊びや踊り、身近な楽器を使った演奏などで音楽を楽しみます。

身近な題材や環境で、子どもの身体的・精神的発達に合った遊びを、子どもたちと一緒に行います。

1歳児におすすめの遊び

月齢や発達によって歩行が安定している子もいれば、歩き始めたばかりの子もいて、お散歩に行くだけでも大変ですが、外には子どもの興味や関心を引くものがたくさんあり、砂遊びや水遊びなどのダイナミックな遊び方はお家ではなかなかできないのでオススメです。

室内では積み木をしたり、新聞紙をちぎるなどの遊びがいいでしょう。打楽器は聴覚を刺激しますので、ピアノや音楽に合わせて演奏させてあげると喜びます。

2歳児におすすめの遊び

運動能力が上がり器用になってくるので、ボールなどの道具遊び、鉄棒にぶら下がる、坂を登るなどといったことができるようになり、お外遊びがますます楽しくなります。

だんだんとルールのある遊びが出来るようになりますので、よーいドン!でかけっこしたり、鬼ごっこやかくれんぼなども可能に。室内ではクレヨン画やおままごと、紐通しなどの指先を使った遊びを、集中してできるようになってきます。

3歳児におすすめの遊び

お店屋さんごっこやヒーローごっこなど、好みの遊びに性差が出てきて、ごっこ遊びが上手になる時期。お友達と遊ぶ楽しさを知り、遊びを発展させることができるようになります。

椅子取りゲームやハンカチ落とし、フルーツバスケットなど、ルールがある遊びへの理解がより深まりますが、自我が芽生え自分がやりたいことを主張するようになるので、トラブルに注意が必要です。

4歳児におすすめの遊び

遊びのルールを自分たちで考えられるようになり、ごっこ遊びの種類が増え、役割を決めて遊ぶことができます。おままごとでは、犬などのペット役が実は一番人気なんだとか。

道具遊びにルールを適用できるようになり、サッカーやリレーなども可能に。ハサミやテープなどの扱いも上手になってくるので、制作が楽しめるようになります。

5歳児におすすめの遊び

5歳になると体が大きくなり、運動能力はずいぶん高く、歩行スピードも大人とほとんど変わらなくなります。サッカーやドッジボールなどが上手になりますが、周囲が怪我をしないように十分注意して遊ぶことが必要です。

語彙が増え、連想ゲームや伝言ゲームのような言葉遊びもできるように。複雑な絵を描いたり、ハサミ・ノリ・テープ・ホッチキスなどの文具を使いこなし複雑な制作が可能になります。

まとめ

今回ご紹介した遊びはほんの一例です。年齢ごとに発達に合わせた遊びを提供することで、子どもの成長を感じることができます。

乳幼児期は脳や体の成長が著しく、成長のためには遊びを通したたくさんの学びが必要です。こどもたちの発達や感性、コミュニケーション能力などを伸ばすため、様々な遊びを楽しく取り組めるよう工夫しましょう。