原因は一体何?保育園に行きたくない園児に出来ること

保育士をしていると、保育園に行きたくないと登園を拒否する子どもに出会うことはありませんか?

そういった子への対応はとても難しいものですよね。子どもだけでなく、保護者のことも含めて対応していかなくてはなりません。

保育者にとっては普段の保育に加えてこの問題にも着手しなければならないわけですから、とても大変です。

しかし、保育園に行きたくない子どもを救ってあげなければなりません。では、どんな方法があるのでしょうか?

どんな時に行きたくないと言う?

楽しいはずの保育園ですが、子どもはどんな時に保育園に行きたくないというのでしょうか?それは、時期によってちがいます。

まずは、入園当初。この頃はお母さんと離れたくないという理由がほとんどです。

ほかには、行事前になると行きたがらない子どももいます。行事の練習についていけなかったり、大役があるなどという理由から緊張してしまい、保育園に行きたくないという考えになってしまいます。

それ以外になんてことない日常の中、急に行きたくないという例です。これは安易に原因が見つかられるわけではありません。

友だちとのケンカかもしれませんし、もしかすると保育士との関係かもしれません。家庭の状況を引きずっているという場合もあります。

入園まもない時期の対応

入園まもない子どもが保育園に行きたくないということがよくありますよね。それは、初めてお母さんから離れることに対しての不安からくるものです。

「こんなに泣くのは、保育園がいやなのかな」と悩むお母さん方も多いはずです。でも、安心してください。

新しい環境に自分の居場所を見つけることができない間は不安から泣くことも多いですが、友だちや保育士との関係ができてくると、自然とそれは無くなってきます。

お母さんはこんな時、子どもからきっぱり離れることが大切です。保育園の受け入れの時に泣くからといつまでもその場にお母さんがいると、いつまでたっても子どもは保育園に慣れません。

泣いてぐずれば、お母さんはそばにいてくれると思ってしまうからです。また、お母さんが不安な顔をしていると、この場所は安全ではないかもしれないと子どもは思ってしまいます。

泣いていても「頑張ってね!!いってらっしゃい!!」と保育者に預けてすぐに姿を隠すことが一番いい方法です。

冷たく思うかもしれませんが、これくらいさっぱりしていたほうが子どもにとってはいいので、お母さんも頑張りましょう。

お母さん自身が不安であれば、10分後くらいにこっそりのぞいてみてください。笑顔のお子さんがそこにいるはずですよ。

保育園側は子どもの気持ちをしっかりと受け止めて、抱きしめてあげてください。スキンシップがとても重要となります。

行事前の時期の対応

行事前に保育園を嫌がることがあります。それは行事に対しての気持ちからくるものです。その子にとって過度なストレスがかかっている可能性があります。

大役や周囲からの期待に押しつぶされそうになることは、子どもだってあるのです。これは、家庭でも保育園でも適切な対応が必要となります。

まずは保育園。どんなことがその子のとってストレスになっているのかを判断することが大切です。そして、大役などであまりにもストレスがかかっているようなら軽減させてあげましょう。

期待の部分でストレスを感じているなら、そのことに関してあまり触れないことが大切です。

家庭では、行事のことについてあまり触れないことが大切です。無理をしすぎず、ありのままでいいということを伝えてあげましょう。

日常からくるときは

日常のなにげないことから登園を拒否する子どもいます。これが一番難しいです。

まずは、原因を探らなければなりません。そのためにはお母さんと保育士でゆっくり話し合う場を設けることが大切でしょう。そこから原因が見つかることがよくあります。

それでもわからない時は、子どもの表情を見てみましょう。どんな時にどんな表情になるかを、1人の目だけでなくて複数の人で確認することが大切です。

原因が明確になれば、それに対して家庭と保育園が連携して改善をしていくようにしましょう。優しく見守ってあげることが大切です。

まとめ

保育園に登園するときに泣いて嫌がるわが子を見ると、朝からブルーな気持ちになってしまいますよね。

何とかしてあげたいけどどうすることもできず、それは次第に保育園に対しての不満にもつながっていってしまうでしょう。

保育園側も、子どもは様々ですから対応に困ってしまうこともあります。しかし、一番大切なのは子どもの気持ちです。

なぜ嫌がっているのかを考えて、その子の行動や表情を見ていると、自然と原因は見つかっていきます。大人が冷静になって子どもの気持ちを受け止めてあげてください。