トラブルを防いで一緒に楽しむ!3歳児の遊び

3歳児にはごっこ遊びに興味を示したり、赤ちゃんの人形をあやして母親になりきろうとしたりする姿が見られます。

2歳と比べると言葉も出て並ぶ事もスムーズになってきてはいるものの、まだまだ言葉での物事の解決も難しいです。

興奮すると我を忘れて力加減が効かず、怪我の元となることも。

今回はそんな3歳児に向けて、雨の日も楽しんでもらえる室内遊びや雨の日に読んで欲しい絵本を紹介していきます。

3歳児の室内遊び

雨の日の3歳児向けの室内遊びでオススメなのが、塗り絵です。3歳になると徐々に、線を意識して色を区別しながら塗る事が可能となります。

このため、好きな色を自由に組み合わせ線に沿って塗る練習も兼ねて、塗り絵をさせる保育園は多いです。

塗り絵だけでは普段のお部屋遊びと変わらないのでちょっと違いを出したいということであれば、その出来上がった作品にシールを貼ると子ども達も大喜びします。

シールは3歳ですから少し複雑な星形などの形でも問題ありません。なるべく大小様々な形のシールを用意してあげましょう。

3歳児の運動遊び

3歳児の運動遊びは、2歳児よりは複雑で楽しめるものにしなければいけません。

複雑な遊びの1つとして、リトミックも雨の日はオススメです。ピアノで雨の音を彷彿とさせる単音を鳴らし、雨の気持ちになって自分で考え雨を表現するなど感性を磨く事ができます。

リトミックはピアノやリズム感、テーマや何故そのテーマを子ども達に与えたのかも考える事が必要になるので、保育士もある程度は練習をするようにしておきましょう。

子どもは体を動かす事が大好きなので、リトミックに加えてダンスを取り入れると大喜び。

保育士にダンスを指導する能力は必要ないので、子どもの好きなようにリズムに合わせて動くように言えば良いです。リズム感を養う練習にもなります。

3歳児の手遊び

3歳に向けての手遊びですが、行事に合わせた手遊びをしてあげると、子ども達も喜びます。

例えば遠足が近い時期だったら、おべんとうのうたを子どもの前で身振り付きでやってみせ、遠足の話をすると子どもにも話が入ってきやすいでしょう。

他にも、パン屋さんにお買い物も複雑な動きながら、3歳児であればついていけるのでオススメです。

3歳になると保育士の配置人数も少なくなるので、一人ひとりと向き合ってゆっくりと手遊びをする機会が失われてしまいます。

このため語り掛けるタイプの手遊びよりも、一緒に遊べる手遊びの方が子どもに楽しんでもらえるでしょう。

3歳児の集団遊び

多目的ホールなどの広い部屋でおにごっこをするのも良いですが、興奮しすぎて他の子どもを押して転倒の原因になったりする場合もあります。

このような状況を防ぎ少ない保育士の人数で安全に子ども達と遊ぶために、室内の集団遊びとしてはかんぽっくりレースがオススメ。

他人を応援する気持ちを学ぶきっかけになり、交代のタッチ程度の身体接触しかないため怪我や噛み付きの防止にも繋がります。
(3歳になっても噛み癖が抜けない子はいます)

3歳児の制作遊び

3歳児には、どのような制作遊びをさせればいいのでしょうか。

飛行機を作る

飛行機はいつの時代も子ども達から不動の人気があります。

子ども達は自分の好きな色の折り紙で飛行機を作るだけで大喜びです。さらに、色鉛筆などで自分の好きな柄を付け、名前を書いて出来上がった飛行機を作りましょう。そして飛行機飛ばし大会を開くと子ども達は大喜び。

教材費も安く済むので、他の設定保育に回しやすくなります。自分で作った物なので愛着が湧きやすく、物を大切にする精神を養う事も出来ます。

少し複雑な料理

クッキングも3歳になると更に複雑な事を任せられるようになります。

例えばケーキのデコレーションや、巻き寿司作りは子どもにも大好評。

ケーキの表面にクリームを塗るまでは保育士が行い、子どもたちは絞りからクリームを出したり、フルーツを好きなようにトッピングやデコレーションしたりして楽しみます。

また、巻き寿司の場合は前もってすだれの上にのりとご飯をセットしておき、子どもに切っておいた具材を好きに敷かせてぎゅっぎゅと巻かせましょう。

3歳児の雨の日の絵本

雨の日を嫌いになる事なく、雨の日でしか味わえない楽しさを感じて貰うために絵本を使って子ども達に雨と触れ合う機会を作る事も大切です。

3歳児に人気な雨をモチーフにした絵本としては、「すてきなあまやどり」、「ぼく、あめふりお」があります。

遠足などの園内行事が近い場合や雨合羽を着て外に散歩へ出る前に、あめのひのえんそくを読んであげると、子ども達もより身近に絵本の内容を感じる事が出来るでしょう。

また、ぼく、あめふりおを読んで実際にテルテル坊主を作るなどの制作に繋げる手もあります。

まとめ

3歳児は活発になり自我もかなり強く芽生える年齢。しかしまだまだ他人を思いやる気持ちは生まれにくく、トラブルが起きても言葉での解決は難しい年頃です。

そのため、いかにトラブルの種をなくしつつ楽しく子ども達と遊べるかがポイントになります。