モンペだけじゃない!保育園の先生が困る保護者の特徴と対処法

子どもたちに個性があるように、保護者にも、もちろんいろいろな方がいます。話好きな人・過保護な人・子どもに関心のない人…保護者の方ともよい関係を築いていきたいものですが、では一体どんな保護者が現場では困るのか、自分の子どもが一番の周りが見えていない典型的なモンスターだけではないのです。

では、具体的に3つご紹介します。

ルーズすぎ!協調性はないの?

ルーズな保護者は何事もルーズです。手紙の提出期限を守らなかったり、手紙自体をなくしてしまったり、これくらいのことならまだ良い方で、さらに困るのは、活動やイベントに遅れてくる人で、保育士もわかっていますから、前々から口を酸っぱくして伝えてるにも関わらず必ず遅れてくるものです。

また、最も困るのは、お迎え時間を守らない人です。通常保育の時間を過ぎると延長保育になり、別途料金がかかります。周りの保護者は遅れないよう急いできて支度をし、時間内に降園していく中、いつもぎりぎりにきて、ゆっくり支度をし延長保育時間に入っても降園しない保護者もいます。

そうすると、時間を守っている保護者からすると、不公平ではないかと不満の声があがります。みな平等でなければなりませんし、保育士も理解はしている者のこういったことでトラブルになるケースもあるのです。

対処法は?

手紙の提出期限が守れない人には、提出期限の3日前と前日に締め切り日が近いことをお迎えの時などに、口頭で伝えるようにします。

しかし、中には言われた時は覚えていても、家事や子どもの世話をしているうちに忘れてしまう保護者もいます。
メモに書いて渡してあげる等の工夫をすると保護者も印象に残りますし、忘れずに持っていこうと意識してくれるようになります。

時間を守らない保護者への対応は、参観日などの保護者が集まる機会を利用し、保護者全員に降園時間を守らない人がいて保育園として困っていることを伝えます。

何日間か様子を見て、それでも直してくれない保護者がいる場合には、直接言って改善を求めていく必要があります。

子どもが心配ではないの?

だいたいの保育園では、登園時や午睡後などに体温を測り、37.5度あった場合は預かることはできないとしていたり、保護者にお迎えの連絡をすると定めています。それは、保育園は病児保育ではないからです。

保育士は一人で何人もの子どもをみなければなりません。しかし具合の悪い子どもがいるとその子どもを誰かが見ていなければならないからです。

そうしたことを理解しておらえず、「会社を抜けられない。そんなに熱は高くないのだから待っていてほしい」と言われたり、迎えに行きますと返事が来ても結局普段通りのお迎え時間にきたりする保護者もいます。
流行り病の可能性があったり、疲れから体調を崩したり、要因は様々ですが、集団生活している場ですし、子どもにとって何があっても一番は両親ですから、一刻も早くお迎えに来てもらいたくても気持ちをわかってもらえないことがあります。

対処法は?

熱があっても迎えに来ない保護者に対しては、その理由によって保育者の対処方法も異なってきます。

ただ保育園に甘えている保護者には、保育園の設備の問題や感染症拡大の可能性について説明して、熱がある子どもを預かることができない理由について理解してもらう必要があります。

しかし、保護者の多くは仕事を休めなくて、本当に困っている人ばかりです。

どんな理由があっても保育園では、熱がある子どもを預かることはできませんが、病児保育室など病気の子どもを預かってくれるサービスがあることを伝えることはできます。

子どもに熱があると聞くとほとんどの保護者は心配します。保育士は保護者の気持ちを組み取りながら、それぞれ対応していかなければいけません。

子どものママはあなたでしょ?

このタイプの保護者で一番問題になるのが「トイレトレーニング」です。保護者が忙しいことは重々承知なのですが、「そろそろおむつ卒業したいので、トイレトレーニングお願いします。」と申し出てくることがあります。

保育園は保育の場です。もちろんお手伝いやアドバイスはしますが、1番最初の段階から園に丸投げする保護者も多いです。だいたいトイレトレーニングを始める2歳児クラスではこうならないように、新学期に懇談会などを通し、保護者に呼びかけます。

一度承諾してしまうと、これだけではなく、お箸の使い方などのトレーニングも要求してきたりときりがなくなってしまいます。何でもかんでも任せようとする保護者が増えてきていますので、複数担任の場合は、周りの職員と関わり方について話し合い対応を統一することが必要です。

そこで、対応が統一されていないと「あの先生はいいと言った!」とトラブルに発展する可能性があります。十分に気を付け丁寧に関わっていくことをおすすめします。

対処法は?

保育園ではトイレトレーニングやお箸の使い方の練習を頑張ってやっている子も、お家では保護者に甘えてなかなかできないこともあります。

せっかく保育園でできるようになっても、家庭で紙パンツのまま過ごしていたり、食べさせてもらっていたのではトレーニングも進みません。

保育士は保護者と情報を共有し、保育園での頑張っている様子を伝えて、家庭でも取り組んで欲しいことを伝えなければいけません。

その際ただ伝えるだけでなく、その子の排泄時間やお箸の持ち方の癖、保育園でのトレーニング方法について教えてあげると、保護者も家庭でのトレー二ングに挑戦しやすくなります。

そして、トレーニングをする時間がなかなか取れない保護者には、まずは時間に余裕のある休日からトレーニングを始めてみては?と薦めて下さい。

トレーニングというと大変なイメージを持つ保護者も、休みの日だけならハードルも低くなり挑戦しやすくなります。

まとめ

大きく3パターン紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?共働きの家庭が増え、子どもと関わる時間が減ってきている中、こういった保護者が増えていることが現実です。

めんどくさいことは誰でも避けたいですし、人任せにしたいものです。保育士は各家庭の育児に寄り添う姿勢を持ちながら、適切なアドアイスや声掛けをしていくことが重要です。

集団生活であること・みんな平等であること・子どもたちにとっての一番は保護者であることを伝えていきながら、うまく関わっていきましょう。