保育園でいじめが起きてる時の対処法

集団生活が始まると、必ずどこかで出会う問題が「いじめ」です。いじめは社会問題ですよね。小学校、中学校で起きるいじめのような大問題にはならなくても、保育園でも小さな意地悪はあります。

もし、いじめが発生してしまったら保育士としてどう対応したら良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

いじめの発生の原因

「○○ちゃんは来ないで」と言われたり、遊びの中で、仲間外れにするいじめは、心の傷を負ってしまいます。また、「〇〇ちゃん太ってるよね」「チビのくせに」などと言われるのも悲しいことです。

このようないじめが発生するのは大人が原因になっている事があります。例えば、「トイレでおしっこ出来ないのは赤ちゃんだよ」と声をかける事で「〇〇ちゃんは赤ちゃんだから一緒に遊ばない」となってしまいます。大人同士の会話を聞いていた子どもが「〇〇ちゃんは△△だから嫌」と本人に言ってしまう事もあります。

子どもはちゃんと聞いています。大人の些細な言葉がいじめに繋がることがあるのです。普段から使う言葉を気をつけなければなりませんね。

いじめられる子への対応

もし、いじめの現場に遭遇してしまったら、両者の話をしっかり聞いてあげましょう。また、いじめられている子を守るのは、その場ではいじめを回避できても解決には結びつきません。「どうしていじめられたのか」をいじめられた子に伝える事が大切です。

「〇〇が出来ないから一緒に遊びたくない」という理由で意地悪をされていたとしたら、「辛かったね」と共感してあげると同時に「〇〇が出来るように一緒に練習しよう」と、いじめられている原因である部分を改善できるように働きかけましょう。出来なかった事が出来るようになる事で、その子の自信にも繋がります。

そして、いじめた子に出来るようになったところを見せる事によって2人の距離を縮めてあげましょう。

いじめられている子の保護者への対応

悲しかった事、辛かった事を親になかなか話す事が出来ない子どももいます。

トラブルがあった日は、今日の出来事を保護者へ話しましょう。そして、理由も話した上で、「いじめられてしまった原因の部分をこんな風に改善しようと本人と決めました」と対策も伝えると良いです。今日の出来事を分かった上で、保護者の方にも子どもの話を聞いてもらい、いじめられてしまった原因の部分を改善出来るように一緒に努力してもらいましょう。

いじめられる側の子どもにも改善をもたらすにめ、少しでも解決が出来るように保護者の方の力も借りると良いです。

いじめている子への対応

いじめているところを目撃してしまったら、頭ごなしに怒るのではなく、いじめてしまった理由を聞きましょう。そして、それは良い事だったのか、もし、自分が言われたらどう思うのかを考えさせます。その上で、謝らせましょう。

悪い事をしたら謝るのは基本です。しかし、ただ謝るのではなく、「何故謝らないといけないのか」という事を考えさせ、伝えていけば、言っても良い事なのか、ダメな事なのかを自分で考えて行動出来るようになっていきます。

いじめている子の保護者への対応

いじめてしまった事を保護者に伝える事も大切です。保護者の方にも事実を知ってもらい、子どもの話を聞いてもらいましょう。保護者の方に気持ちを受け入れてもらう事により、子どもの心が安定し、いじめが改善されることもあります。

また、いじめによって保護者同士の関係も悪くなってしまうことがありますよね。保護者同士の関係を悪化させないためにも事実を伝え、仲裁に入りましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。何気ない大人の言葉がいじめの原因にもなり得えます。多くの子どもと関わる保育士は、子どもの前で話す内容を考えなくてはなりませんね。

いじめという現場に遭遇したときは両者の話をしっかり聞いて、両者の心のケアーが事が大切になってきます。また、クラスで話し合いをする時間を設け、クラスで起きた事をクラス全員で解決する事により、絆を深めていきましょう。

難しいいじめ問題。クラスでいじめがおきてしまったら、担任として1人で悩まず、園長や同僚に相談し、解決していきましょう。