保育士と幼稚園教諭の違い・メリット・デメリット

保育士と幼稚園教諭は世間的には同じと考えられている場合もありますが、お給料や境遇、子どもに対する接し方まで、全く違います。違いを知らずに、どちらでも良いなどと適当に選んでしまっては大問題です。

今回は、保育士と幼稚園教諭それぞれの利点・困る点などをご紹介します。自分の性格や目的に合った職業を選ぶようにしましょうね。

保育士のメリット

複数担任だから助けてもらえる

保育園はどのクラスも大体が複数担任で配置されているので、何か困った時や、緊急事態が発生した時でも一人で孤独に対応する必要がなく、担任同士で連携を取って解決できます。

助けて貰いながら指導を受けて成長していくので、初めての就職や保育士にブランクがある人は働きやすいでしょう。

子どもの年齢が幅広い

保育園は0歳から5歳までの子どもを預かる場所です。例えば最初に乳児クラスに配属されたけれど、なかなか難しく自分には乳児は向いていない…そう思った時、様々な兼ね合いはありますが幼児クラスに移動する事も可能です。

様々な年齢の子どもの保育を経験し、トラブルや成長過程をしっかりと目の当たりに出来るのが保育士の強みでもあります。

保育士のデメリット

給与が安い

保育士は国家資格ながら非常に給料が安いです。給料が2ケタ行かない保育士もザラに存在し、ボーナスなんて貰った事が無いという人が殆どです。

夢があって保育園で働くつもりならば、お給料は低い事を覚悟しておくしかありません。お給料が良く保育士をしたいという場合には、施設職員や企業付きなどの保育士になると良いでしょう。

人間関係が複雑な所が多い

保育士は複数担任で助かる事が多い反面、人数が多いのでその分人間関係にトラブルが起きやすく、大人数の中でも愛想よく振る舞い良好な人間関係を築く事ができるスキルが求められます。

保育園を離職する理由第一位は人間関係である、と言えばどれだけ複雑かということがわかりますよね。

幼稚園教諭のメリット

給与がいい

幼稚園教諭は教諭免許なのでお給料が保育士よりも随分良く、平均で月収23万、ボーナスもほぼ額面通り支給と、かなり好待遇となっています。ほぼ保育士の倍の年収と言っても過言ではないでしょう。

最近では話題のヨコミネ式を取り入れたり、お受験を強く意識した幼稚園も増えており、そういった場所では幼稚園教諭は更に実力に見合った高いお給料を期待できます。

一人担任で気が楽

幼稚園教諭は基本的に子ども35人以下につき幼稚園教諭1人の配置になっています。年齢も幼稚園は3、4、5歳児の分別ある年齢の子どもしか居ませんので、気が楽と言えば楽です。

お迎えも14時には来ますから、保育士と違い一日の大半子どもを保育するという事はあまりありません。子どもが帰った後に掃除や雑務をこなすので、教育と雑務は半々といった所です。

幼稚園教諭のデメリット

何をするにも一人

幼稚園教諭は確かに気が楽ですが、逆に言うと突発的なトラブルが起きた時は全て自分で解決し、指示を出さなければなりません。例えば嘔吐が起きた時も、近付かないように子どもに指示をして、他クラスの応援の先生を子どもに呼びに行かせたりと、冷静な判断力と高い問題解決能力が求められます。

またクラス内での把握も全て一人で行わなければなりませんから、少し目を離して大事故が起きた場合、責任を一人で追う事になるのです。

求められるレベルが高度

幼稚園は保育園とは異なり教育の場なので、小学校に入って勉強に躓かないように文字や計算を教えなければいけません。

求められるスキルは幼稚園によって違いますが、小学校受験を前提に教育に力を入れている幼稚園や、英語教育を実践している幼稚園など、その幼稚園が特化している事に対して高いレベルでのスキルが求められます。

幼稚園教諭になるならば勉強は勿論、運動も怠ってはいけません。常に園児のお手本として頑張ってくださいね。