保育士を辞めたい!辛く厳しい現実とは?

万年人不足に悩まされている保育の現場ですが、毎年安定した一定数は保育士免許を取得して社会に進出しているのです。

では何故保育士免許を持っているのに就職しないのか、又は一度就職しても二度と就職しないと保育士自体から離職してしまうのか…保育士の悲痛な叫びをご紹介します。

給料が安い

生きていく上で重要な問題であるお給料ですが、保育士は非常に薄給であると有名ですよね。その通り、保育士は残念ながら殆ど昇給する事なく今日に至っています。

夜勤もある施設の保育士であれば多少は給料が良くなりますが、普通の保育園に勤めている保育士は給与が10万行くか行かないかという人も多いのです。年齢によって昇給のある保育園は殆どなく、勤続年数がどれだけ延びてもあまり給与には関係がありません。

福利厚生がない

どれだけ薄給でも手厚い福利厚生があれば生きていけますが、残念ながら全ての保育園が福利厚生を付けてくれる訳ではありません。託児所などでは福利厚生が無いのが当たり前のような風潮すらあります。

将来の不安や、高額な税金を自分で納めなければいけない苦しさから、保育士になる事を敬遠してしまうのです。

人間関係が複雑

保育士は現在も女性が多く、人間関係は昼ドラ並みにどろどろしています。一人の保育士を退職に至るまで徹底的にいじめたり、後輩に理不尽な怒号を飛ばして精神的に追い詰めたりなどと、非常に恐ろしい世界です。

現在は就職前に実習に行ったり、保育士専用の求人サイトなどが開設された事で、人間関係が複雑かどうか多少は分かるようになりました。

体力が必要

保育士は体力勝負の職場です。子どもと遊ぶ事は勿論の事、行事前などは朝の7時から夜の22時までぶっ続けで勤務なんて事も珍しくはありません。

お泊り保育では、子ども達の状況把握の為に殆ど寝る間もなく、巡回や次の日の設定保育の準備などで駆けずり回ることになります。とにかく体力の要る仕事ですから、就職前にはしっかりと体力づくりをしておきましょう。

持ち帰りの仕事が多い

資料作りや設定保育の準備、保育室の壁面制作など、工作しなければならない物が山のようにあります。しかし保育中は子どもを見ながら作業など絶対に許されませんし、自分の業務が終わって作業に取り掛かろうとしても、先輩が忙しそうにしていれば手伝わなければなりません。

保育士になると決めたら、要領が良くなるように努めるか、プライベートな時間は最初の内は全く取れないことを覚悟しておきましょう。

神経を使う仕事が多い

保育士は子どもの把握から始まり、食事、昼寝、園外保育など、様々な場面で子どもを保育しなければなりません。そしてどの場面でも付きまとうのが、子どもの命の危険です。

子どもはちょっとした事ですぐに命を落としてしまいますので、保育士は常に緊張の糸を張り詰めさせて子どもを把握しておく必要があります。

保護者対応が大変

保護者はいつでも自分の子を保育士にしっかりと見て貰っていないと不安な生き物です。保育園での生活や、普段保育園でどんな遊びをしているのか、どんなお友達と遊んでいるのかなど、事細かに様子を聞いてきます。

そんな時に口ごもってしまったら、子どもを見ていないのでは?と保護者に不信感を与えてしまうので、安心してもらえるように、常に全ての子どもの様子を把握して喋れるようにしておかなければなりません。

辞めたいと思った時の対処法

辞めたいと思った時は、自分の体調と相談して辞職を視野に入れると少しだけ気分が楽になります。自分が悪い、続けられない自分がおかしいと責めるのではなく、一度ゆっくりと身体を休め、再び保育士をしたいと思える日までお休みしましょう。

子どもの命を預かる重要な職業なので、中途半端に悩んで勤務していると事故を引き起こしてしまう可能性もあります。辞めたいと思ったらその方向に動くのが、一番の解決策なのです。