意外と知らない保育士の仕事内容:保護者対応、設定保育など

激務だと世間から恐れられる保育士ですが、なかなかその詳細を知っている人は少ないですよね。今回は、そんな激務の保育士が抱えるお仕事の内容をご紹介します。

保育士を目指しているあなた、保育士がどんな仕事をし、どんなスキルが求められるのかを前もって知る良いチャンスですよ!是非将来の参考にしてくださいね。

子どもの状態把握

朝一番に行うのは、不安定で手を出してしまう子や相性の悪い子、噛み付き癖のある子、口に何でも入れる子など、園全体で把握しなければいけない子どもの情報を確認する事です。

朝礼がある保育園では朝礼で確認しますが、朝礼がない保育園では情報共有のパソコンや連絡帳を使って確認します。ここで読み落としをしてしまうと、重大な事故に繋がるので注意が必要です。

保護者対応

朝子どもが登園してきた際には、体や顔全体を見て怪我がないか確認し、怪我があった場合には園外での怪我である事を保護者に確認する必要があります。そうしないと保護者から、保育園で出来た傷だ!と言いがかりをつけられてトラブルに陥る危険があるからです。

帰りは園であった事、家庭で注意してほしい事などを保護者に伝えます。言い方に気を配らないと、保護者との関係性が崩れてしまうので細心の注意が必要です。

遊びの見守り

子どもが遊ぶのを見守るのも、保育士としての大切な役割です。怪我しそうな場面を未然に防いだり、誰がどんな遊びに興味を持っているのか、誰が誰と遊んでいるのか、孤立している子どもはいないかなど、これだけの事を頭に入れて見守らなければいけません。簡単ではない事がご理解いただけたでしょうか?

絵本の読み聞かせ

子どもは絵本が大好きなので、保育士の絵本の読み聞かせは非常に重要なお仕事の一つです。子どもは絵本から感性を培い、想像力を鍛えます。

そのトレーニングの邪魔にならない為にも、つっかえてしまったり、読み間違えたりする事のないように、普段からすらすらと読む練習が必要です。

連絡帳記入

子どもの普段の保育園での様子や、家庭での様子を確認する重要なツールである連絡帳。面と向かっては言えない事を書く保護者も多いので、連絡帳を適当に書いてしまうと、保護者との良好な関係を崩しかねません。

また、保育園で自分の子どもがいじめられていないか、ちゃんと遊べているか心配する保護者も多いので、園での様子も詳しく書く必要があります。

掃除

保育園は経営が大変な所が多いので、掃除専門の職員を雇ったりすることは到底できず、全て保育士が掃除をするのです。

トイレ掃除から、ペットを飼っているクラスはペットの世話、玩具の消毒や片付け、食事後の机や床の清掃、外掃除など、やる事は山のようにあります。子どもがお昼寝している間や、子どもが帰ってから残業して行う保育園が多いです。

環境作り

季節に合わせた壁の装飾や壁面制作、園外保育に出掛けて持って帰って来た木の実などの加工など、子どもが四季を身近に感じられる環境を作る事が保育士には求められます。

また四季折々の行事の準備や打ち合わせ、子どもの発達に合わせたお部屋の配置替えも、全て保育士が取り決めます。子どもの成長をしっかり把握し、どんな配置があるのか勉強しておきましょう。

設定保育の準備

子どもの発達に合わせ、目的を持って子どもに何かをさせる設定保育ですが、その準備から導入、実践と反省まで、全て保育士一人又は二人で行わなければいけません(乳児クラスは複数担任)。

例えば色を学ぶため目標を立てて塗り絵を行うだけでも、綺麗に全ての色がそろった色鉛筆を30人分用意し、季節やテーマに沿った塗り絵を探し、導入でどんな話を入れるのか、実践で起こりうるトラブルを想定して対応を練るなど、様々な事を思案する必要があります。

保育士は、子どもと遊ぶだけの楽な仕事ではないのです。