保育士の仕事内容とは:子供の生活習慣から集団生活による社会性まで

職業を聞かれて保育士と答えると「子ども達と遊ぶだけでお金もらえていいな」「お昼寝出来て羨ましい」なんて言われた事はありませんか?保育士はそんなに楽な仕事に見えるのでしょうか?

保育士の仕事というと、子どもを預かることがメインであると考えられますが、ただ預かるだけではなく、様々なことが求められます。どんな仕事があるのか詳しく見ていきましょう。

子どもに基本的生活習慣を身につけさせる

基本的生活習慣とは、食事・睡眠・排泄・清潔・衣類の着脱の5つになります。これらは家庭で覚えさせることでもありますが、家庭と保育園の両方で教えることで、子どもがより身につけやすいという狙いもあります。

幼児期に基本的生活習慣を身につけることが重要とされているので、保育士は一日を通して、子ども達に様々な事を学ばせています。

そして、基本的生活習慣を身に付けるということは「自分のことは自分で出来る」という力を養い、子どもの自立を促す事にも繋がるので、学校教育の土台作りになります。

子供の身の回りの世話

子ども達を健康な状態で預かる為に、表情や顔色、体温、行動などを毎日把握しなければなりません。いつもと違うところがあれば、気を配って様子をみたり、保護者に連絡をします。子どもの健康状態や行動を常にチェックしながら、子供が求めているものを適切に満たしていきます。

トイレトレーニングや食事のマナーを教えることも重要な仕事です。そして、月齢に合わせた活動や食事を提供していきます。子どもたちの世話をしながら、子どもたちが安全安心に過ごすことができる環境を維持することが大切になります。

集団生活を通じ社会性を養わせる

保育園に通う子供たちの性格や個性は、それぞれが異なります。個性豊かな子供たちが集まっている場所で、ルールを守り、集団の中で上手くやっていける力を指導していくことも保育士の仕事の一つです。友だちとの関わり方も伝えていくことも大切にです。

自宅だけでは学習できない集団での遊びやルールのある遊び、簡単な共同作業などを通して社会性を教えたり、地域とのふれあいを通して社会性を養っていきます。
大人になってからも社会性は必要とされるので、子どもの頃にしっかりと養っておく事が重要になります。

遊びを通して心身の発達を促す

子供が心身共に健やかに成長するような様々な遊び・イベントを行い、子どもたちと一緒に取り組みます。

遊びは人間の心身の発達において重要な役割を果たしています。なので、子ども達が友だちと仲違いすることなく、楽しい時間を過ごせるように配慮することが保育士には求められます。

また、発表会や運動会、誕生日会など様々なイベントを行う事によって、一つの目標に向かって取り組むこと、達成する事の喜びを伝えていく他、イベントはお家の方に子どもの成長を見てもらえる良い機会にもなります。

保護者へのアドバイス、サポート

育児中の保護者は、多くの悩みや不安を抱えています。子どもの発達についての不安や、病気に対する心配、養育と仕事の両立の問題であったりと様々です。そういった保護者の悩み、質問、相談を面談や連絡帳などでアドバイスします。

保育士は専門家なので、シングルマザーやシングルファーザーなど多様化した家庭環境に対応し、父母に対して子育てに関する適切なアドバイスが求められます。子どもがより良い環境で生活ができるよう、保護者を支える役割もあるのです。

まとめ

いかがでしたか?ただ子どもと遊ぶだけではなく、保育士には正しい知識や行動が必要になります。

子ども達にしっかりと基本的な生活習慣を教えることはもちろん、保育所で過ごす1日をより豊かに過ごせるよう、たくさんのことを教えてあげる必要があるのです。

子ども達が帰った後も、専門的な知識を学ぶ為に会議が開かれたり、より良い保育をする為に日案、週案、月案など、書類もたくさんあります。まとめてみると保育士は大変な仕事ですが、やりがいを感じる仕事と言えますね。