1歳児の言葉の発達・理解について:覚えが遅くても心配無用

1歳児の言葉の発達は、一般的には1歳になる頃から「ワンワン」「ブーブー」等、二つくらい意味のある言葉を言えるようになります。

まだ発する言葉は少なくても、日々の遊びの中でたくさんの言葉を理解していきます。「みかんはどれ?」と聞けば指差しして答えます。

ままごとやぬいぐるみ遊び等、一緒に遊んでくれる大人がいることで、興味も広がります。

2歳になる頃には「ワンワンきた」「パパ いった」等のように2語文を話せるようになってきます。

1歳時の言葉の理解について

遊びを通して言葉の理解が広がります。人に何か聞かれたら、知っているものは言えなくても指差しで伝えようとします。

1歳になったばかりの頃は言葉を1語で表現するので、例えば乗り物は全て「ブーブー」、車のおもちゃも、自動車が来た、あの自動車格好いい、大きなバスだね等が全て「ブーブー」で表現されます。

話せなくても相手の言う事は、「お外行こう」「こっちに来て」「戸を閉めて」等簡単で良く聞く言葉なら」理解も出来ています。

2語文を話せるようになると自分の意思も、知っている言葉を利用して伝えようとします。

1歳から2歳までの1間で言葉の理解力は飛躍的に伸びます。

1歳2ヶ月ごろの言葉

この頃には言葉を理解する力が身について、ママが「おやつ食べよう」というと食卓に急いで来たり、大好きな犬のぬいぐるみを「わんわんは?」ときくと持ってきたり、指さしたり出来るようになります。

おやつ等まだ食べたければ「まんま」と訴えたり、ちゃんと言えなくても声に出して、思いを伝えようとします。

個人差は激しい時期なので、心配し過ぎない事も大切。

まだわからないと思っても夫婦で話している言葉など良く聞いているものです。

家庭内で話す事は、気をつけて話すようにしなくてはなりません。

1歳3ヶ月~4ヶ月ごろの言葉

大人の言葉も良く理解するようになってきます。どんどん話しかけるようにしましょう。

「ここにお片づけしよう」「ちょっと待ってね」というような事も理解できるようになります。

1語文も増えてきて、何が言いたいのかわかるようになってきます。言葉が出てこない時は全部「あ~あ~」と訴える事も少なくありませんが、親ならわかる事が多いです。

個人差が大きく比べたくなるかもしれませんが、その子なりに成長しているなら焦る事はありません。

この頃から絵本の読み聞かせも喜ぶようになってきます。

1歳5ヶ月~10ヶ月ごろの言葉

1才5か月頃になると名前を呼ぶと「はーい」と返事ができるようになります。

名前を呼んで「はーいは?」と繰り返すことで理解していきます。お友達の名前もわかるようになってきます。

個人差も大きいですが、月齢が進むにつれて、次第に語彙数も増えていきます。

1歳半検診等で問題なければ心配いりません。

周囲の大人等がたくさんの言葉を教えてあげることで言葉の理解は大きくなります。

言葉が早い子ではそろそろ2語文が出てくる時期です。「これなあに?」と質問してくる子も出てきます。

ママが「これなあに?」と聞くと答えられるようにもなってきます。

お互いに会話のキャッチボールが出来るようになってきて楽しくなってきます。

1歳で言葉が出ない場合の原因と対処法

言葉が遅い、言葉が出ない原因として、コミュニケーション不足というのは良くあげられる原因です。

性格的に無口な子、両親も無口であまり話をしない等、環境的にも性格的にも話をする機会が少ないと言葉も遅くなる傾向があります。

逆に兄弟がいる、祖父母と同居している等、話しかけられたりコミュニケーションが多いと、言葉も早いと言われています。

しかし、個人差が大きい時期なので一概には言えません。

話さなくてもコミュニケーション取れていれば心配ありませんが、言葉が遅れていると検診等で指摘されたり、気になる場合は、絵本の読み聞かせや、遊びを通して言葉に触れる機会を増やして行くことで理解は増していきます。

中には耳や脳の問題で言葉が遅れている場合もあるのでよく観察する事も大切です。

言葉の教え方

言葉が遅くても親が先走って言いすぎたり、無理に教え込もうとしない事が大切。

おしゃべる出来るようになると楽しいという事を、遊びを通して理解できるように工夫することで自然と覚えていくものです。

物の名前を繰り返し聴かせたり、話しかけたり、何か仕草で訴えた時に、わかってもすぐに口に出さず、最後に「これは、こう言うんだよ」という事を教えてあげると、こういう時はこんな風に言うんだ、という事がわかってきます。

親が先走っていると、話す必要がないので言葉で表現することもできません。ちょっとした事でも促すようにすると、自然に言葉が増えてくるものです。

まとめ

1歳児の言葉の発達は、個人差があるものの、とても飛躍的に伸びるものです。

1語文を1つ2つ発していた赤ちゃんが1年も過ぎ2歳になる頃には、2語分くらいの表現が出来るようになり、語彙数も増えて、自分の思いを訴えたり、表現できる事も増えてきます。

そして相手が言う事も、かなり理解できるようになります。

この1年はとても個人差が大きい時期なので、心配も大きいものですが、あまり心配し過ぎず、出来る事をして様子を見る事も大切です。

言葉をたくさん覚えてくると急におしゃべりを始める子もいるので見守ることも大切です。