幼稚園の先生になるには?幼稚園の先生の仕事内容と勤務体系について

子どもが好きだから幼稚園の先生になりたくて、幼稚園の先生を志した人が多いのではないでしょうか?

しかし、決して子どもと一緒に遊んでいるだけではありません。子どもが楽しみながら成長できるように教育するのが、幼稚園の先生の役割ともいえます。

では、幼稚園の先生は実際どんな仕事をしているのでしょうか?幼稚園の先生になる方法、幼稚園の先生の仕事について紹介します。

仕事内容

まずは、幼稚園の先生の一日の仕事をみてみましょう。

朝は園児が登園する前から教室の準備をしたり、バスでのお迎えをする仕事から始まります。

登園後は、連絡帳を受け取り、出欠の確認と健康チェックをします。その後は保育の時間です。

これは園の方針によって大きく異なり、自由に遊ばせる園もあれば、お勉強を中心に行う園もあります。

この遊びを通して、子どもたちの感性や才能を伸ばしていきます。昼食の時間にも、自分で用意ができる、箸が使える、などその年齢に合わせた目的をもって指導をします。

降園後は、教室の掃除、他のスタッフとの打ち合わせ、後日の保育や行事の準備、保護者への連絡、など多岐にわたる仕事をこなします。

免許を取得する方法

幼稚園の先生になるには、国家資格である幼稚園教諭免許状が必要となります。

この免許を取得するには2つ方法があり、1つは大学院、大学、短大の幼稚園教諭養成課程を卒業することです。

学んだ学校によって、専修(大学院)、1種(大学)、2種(短大)と免許の種類が異なりますが、先生をするうえで業務上の違いはありません。

もう1つの方法は教員資格認定試験に合格することで、この試験を受験するには、保育士としての3年以上の実務経験が必要となります。

学校について

では、幼稚園の先生になるための幼稚園教諭養成課程ではどんなことを学ぶのでしょうか?主なものとして、ピアノ、心理学、保育日誌の書き方などがあります。

まずは幼稚園の先生に必須なスキルであるピアノです。簡単な童謡や、ピアノの基礎の曲を練習します。次に、心理学の授業です。

人間を相手にする職業ですので、子どもの心理を知るうえで役立ちます。また、保育日誌や指導計画など仕事をするうえで必要な書類の書き方の基礎を学びます。

この他にも、園児との遊びに役に立つ折り紙などの授業がありますが、学校によっても異なるようです。

給与

幼稚園の先生の給料は安い、という話を聞いたことがある人もいるでしょう。では、実際に幼稚園の先生の給与についてみてみましょう。

平成27年賃金構造基本統計調査によると、平均月収が約23万円、平均年収が約340万円でした。初任給は18万円前後と一般企業とあまり差はありませんが、私立の幼稚園の場合なかなか昇給しないという特徴があるようです。

実際、幼稚園の先生は、公立・私立によって給料面では違いがあり、私立では園によってかなり違いがあるので、前もって調べておくのがよいでしょう。

勤務体系

幼稚園は保育園に比べて保育時間が短いので、勤務時間も短いかというとそうではありません。

園児が園にいる時間以外にも様々な仕事があり、決して早く仕事が終わるというわけではありません。

基本的には8時間の勤務となりますが、朝はバスでのお迎えがあり、保育終了後には多くの仕事が残っていることから、それ以上の勤務時間になることが多いようです。

幼稚園の中には、早朝保育や延長保育を取り入れているところも多く、そうした通常保育以外の保育を担当する勤務もあります。

幼稚園教諭に向いているタイプ

幼稚園教諭に向いているのはどんなタイプの人なのでしょう?なによりも求められるのは、子どもが好きであるということです。

そして、接するのは大人の言うことをよく聞く素直な子とは限りません。一人一人の子どもをよく見て、愛情を持って接することのできる人が向いているでしょう。

また、子どもたちが楽しみながら成長できるように教育する仕事ですので、責任感があり、しっかりとした物事の考え方と豊富な知識を持った人が向いています。

さらに、工作が得意、ピアノが得意など子どもとの遊びに生きるスキルがあることや、子どもと遊ぶ体力があることも幼稚園教諭に向いているといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?幼稚園の先生は、楽しく子どもと遊ぶだけではなく、いろいろな仕事があって思った以上に忙しく、給料も上がりにくい仕事です。

そして、子どもの教育に携わる仕事だからこそ責任感も必要。大変なことはたくさんありますが、その分子どもたちの成長を間近で見ることができ、成長の喜びを一緒に共有できる素敵な仕事でもあります。

幼稚園の先生に向いていないと思った方も、子どもが好きで、前向きに頑張れる力があれば大丈夫です!この記事を参考に、素敵な幼稚園の先生を目指してください。