幼稚園で起こるトラブルの種類と対処法

多くの園児は幼稚園に入るまで、家庭で保護者とで過ごしています。

それが幼稚園の入園とともに、ほかの園児や先生と、保護者も先生との関係が始まります。

1対1から複雑な人間関係が始まることになり、園児同士や、園児と先生、保護者と先生などの間で様々なトラブルが生じてくるのです。

では具体的に幼稚園ではどんなトラブルがあるのでしょうか?園児や保護者との間で起こるトラブルの特徴と対処法について紹介します。

幼稚園でのトラブルの特徴について知ることで、できる限りトラブルにならないように気を付けましょう。

幼稚園で起こるトラブルの種類

では、幼稚園で起こるトラブルにはいったいどのようなものがあるのでしょうか?まずは、園児を中心として起こるトラブルです。

園児にとって初めての社会生活だからこそ、幼稚園そのものに対応ができないことで起こるものや、園児同士で起こる喧嘩などがあります。

次に、保護者を中心として起こるトラブルです。モンスターペアレントという言葉があるように、無理な要求をする保護者の方もいます。

反対に、先生の些細な一言で保護者が誤解を受けたり、園の方針がうまく伝わっていないことによるトラブルも起きてきます。

園児同士のトラブルの内容

幼稚園で園児同士が喧嘩をするというのはよくあること。友達とのやりとりを学んでいる時期だからこそ、幼稚園では日常的な光景の一つです。

園児同士のトラブルでもっとも多いのは、こうした喧嘩や、それによるケガ。

叩く、噛みつく、ひっかくといった行動がでてしまいやすく、ケガにつながってしまうことがあります。

他に起こるトラブルは、園児同士のいじめなどです。

ごっこ遊びで嫌な役をやらせるなど、相手の嫌がることを強要したり、仲間外れにするといったいじめが起こることがあります。

また、他の園児の物を隠し、それを繰り返してしまう園児もおり、トラブルとなることもあります。

トラブルを起こしやすい園児の特徴

トラブルになりやすい園児の特徴として、自己主張の強い子であることが挙げられます。

自分がしたいと思うことを他の園児にも強要するので、強要された園児にとってそれが嫌なことだった場合いじめと感じます。

また、思うように言葉で伝えられなくて、手を出してしまい、喧嘩になったり、ケガをさせてしまうということにつながります。

まだ、相手の立場に立つということが難しい年頃なのでトラブルにつながりやすいです。

ただ、他の園児の物を頻繁に隠す園児がいた場合、かまってほしい、注目してほしいというサインであり、幼稚園や家庭でさみしさを感じている場合があるので、注意が必要です。

保護者とのトラブルの内容

保護者にとって、園児は大切な大切な我が子です。

大切なお子さんを預かっているからこそ、様々なトラブルが起きます。

起こりやすいトラブルの一つは、個々の家庭のことや子どものことを、保護者が否定されたと感じることで起きるトラブルです。

否定するつもりはなくても、些細な言葉のやりとりから批判された、やり方を否定されたと感じることがあるので注意が必要です。

もう一つは幼稚園側と保護者の間で、幼稚園の規定や風紀の解釈の違いが生じることによるトラブルです。

幼稚園での慣例を理解してもらえないと、保護者の希望と幼稚園での対応に差が生じてトラブルにつながることがあります。

また、一部ではありますが、理不尽な要求をしてくる保護者がいることで生じるトラブルも起きてきます。

トラブルを起こしやすい保護者の特徴

トラブルを起こしやすい保護者の一番の特徴は、子どものことが可愛くてしかたがない人。自己愛が強いことも影響するでしょう。

こうした保護者は幼稚園のことに過度に口を出したり、行き過ぎた行動をとるといった行動をとりがちです。

次に周りの保護者との交流がない保護者もトラブルをおこしやすくなります。

子ども同士のトラブルがあったときも保護者同士の交流がとれていれば、保護者にまでトラブルが及ぶことはなく、また幼稚園への理解も深まるのでトラブルになりにくくなります。

また、幼稚園への依存度が高く、権利ばかりを主張する保護者もトラブルを起こしやすいと言えます。

各トラブルへの対処法

では、こうしたトラブルにはどう対処したらよいのでしょうか。園児同士のトラブルでは、まずはきちんと状況を確認する必要があります。

園児の気持ちも聞いたうえで、原因やその後の様子なども把握します。そして園児への対応はもちろん、保護者にきちんと説明と謝罪をしましょう。

次に保護者とのトラブルでは、何より保護者との信頼関係を築くことが大切です。

面接や普段の保育の様子から、気になる家庭には定期的に連絡をとるように心がけるのもよいでしょう。

クレームがあった場合には、保護者のやり方や言い分をすぐに否定せず、まずは聞き、そのうえで状況を説明するか、園で相談の上対応をします。何よりも丁寧に対応をすることが大切です。

まとめ

子どもが好きで幼稚園の先生になったという方も多いでしょう。ただ働いてみたらさまざまなトラブルが起き、その対応に疲れ切ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、先生の対応によってはトラブルを減らすことはできそうです。

面接や普段の様子からトラブルになりそうな園児や保護者を把握しておき、園児がトラブルになりそうな場面では特に注意してみるとトラブルを避けられるでしょう。

保護者とトラブルになった場合、丁寧に対応をすることで、反対に信頼関係が強まることもあります。

ただこのように対処していても、心がしんどくなってしまうこともありますので、一人でためこまず、職員間で話し合うことも大切です。

トラブルをできるだけ避け、ストレスをためないようにしてください。